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コンビニで「ノー」 part 1…できた! できた!! でも…

・・・ 大ぼけ! 出会いは2005年。
2年目だから…2006年の話し(汗)・・・

 「犬の入店はお断りしていますので…」

 ホーリーの「カブにパックン」事件以後、私たちはずっと商店街を
歩きませんでした。イヤ、歩けなかったのです。(汗)
(詳しくは「カブのみそ汁 Long version.」を読んでね)

スーパーでは容易に買い物が出来ない私です。対面販売のお店が
軒を連ねる商店街はとっても魅力的。だって、家族に頼まずお店の人と
会話しながら買い物できるんだも~ん。

毎日、商店街の入り口で右折。{そろそろいいかなぁ~}と意を決し、
八百屋さんと反対側の道を歩く練習から。こちら側には薬局も雑貨屋も
コンビニもあるし、場所さえ覚えればけっこう便利。(ムッフッ)

それでも、ただ商店街を通り抜けるだけのお散歩を繰り返し、音や
歩数でだいたいのお店の場所を覚え、時に通りがかりの人に教えてもらい、
中には入らずお買い物。ご主人や店員さんの声を覚えました。(努力!)

 ある日、コンビニ入店に初挑戦! とは言っても、注文した品を
受け取るだけだから店内はうろつかないし、それほど迷惑は
掛けないだろう…との思いで決行。

歩道の角から歩数を数え、{この辺かな}と当たりをつけた場所で
ホーリーに指示。「レフト ドア」と、自動ドアの方に行かせます。
手前に段差があることを教え、自動ドアがガーッと開く音。

やりましたやりました! 苦節1年半…。ホーリー君えらい!!
私たちだけでコンビニに来られました。入れました!! (号泣)

 彼の体をグリグリなで回し褒めちぎってあげたいくらい大感激だったけど、
さも当たり前のように、そんな態度はおくびにも出さずジ~ッと我慢。
普通に「グッドグッド」と褒めるだけの私。

あっ、そんなこと言ってる場合ではありません。気配り気配り!
次の入店者の邪魔にならぬよう、白杖で確認し右側にさりげなくよけ、
ホーリーをお座りさせ店員さんを呼びます。気のせいか、この一連の流れも
いつになくスムーズなような…!

 {やっぱりやればできるんだ~ホーリー君}と、窓際のトットちゃん
じゃないけど、ことあるごとに「本当はできるんだからね!」と信じて
言い続けていたことは間違いじゃなかった。

もしかしたら、徳が低く主とみとめられていないのではと心配していたけど、
こうしてきちんと指示も聞いてくれたし。やる気の見えなかった愛息が、
初めて見せてくれた立派な姿にジーンと来るのでした。(再び号泣)

が、次の瞬間、信じられない言葉が聞こえてきました。「犬の入店は
お断りしているんですが」。初めての入店拒否でした。

反射的に私の口から出た言葉。「この子は盲導犬ですけど」。
盲導犬と聞いてもお店の人は更に言います。「でも、犬の入店はみなさんに
お断りしていますので外につないできて下さい」。何てことでしょう!!

入り口には「補助券入店OK」のステッカーが貼ってあるのに、
シールの意味を知らなかったのでしょうか? 私は続けました。盲導犬は
補助犬法でユーザーとの入店が許可されています」。

お店の人は一瞬ためらい、それ以上何もいいませんでした。が、
予期せぬ言葉に強気で言い返していた私の心臓は、異常なほど
バクバク音を立てていました。

 フッと、隣にいるホーリーに手を伸ばしてみると、彼はその場の雰囲気を敏感に察し、
歓迎されていないことを感じ取ったようで、静かにお座りしていました。

いつもなら、迎え入れてくれた人とのアイコンタクトが嬉しくて
しっぽを左右にブンブン。まるで床掃除をしているかのように振って
喜びを体現しているのに…。

さっきまでの嬉しさがとびっきりだっただけに、おとなしいホーリーの
姿がいじらしく、こんなに頑張ってガイドしてきてくれたのに…
と思うと悲しくて悔しくて…。

 つづく

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