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「ミサンガパワー!! part 7」…思い出したゴールデン その2

・・・ 大ぼけ! 出会いは2005年。
2年目だから…2006年の話し(汗)・・・

 「謝りたくても、ゴールデンちゃんはもう…」

 お仕事中の盲導犬に出会ったら晴眼者がしてはいけないこと。
それくらい、傷害以前の私だって一応知ってはいましたよ。盲導犬
関係のテレビだって見ていたし、「フロックスは私の目だって、
他の盲導犬の本だってたくさん読んでいたんですから。

でも、本物の盲導犬なんて見たことなかったし、だいたいが猜疑心
の強い私のこと。{本に書いてあることってほんとかなぁ?}と
思ったし…。それに、なんてったって可愛かったんだも~ん!(汗)

と言うわけで、お仕事中の盲導犬にちょっかいを出しまくった、
大人らしからぬお姉さんの話を例に、その後ユーザーとなり、
あのときゴールデンちゃんに自分がしたことがどれほどいけない
ことだったか、ホーリーとの歩行で体験していることを伝えたの
です。

 もし自分がしたことを思い出さぬまま他の人からこの話を
聞いたら、きっと「何て悪い人なんだ!」と、その人に対し、
一オクターブ高い声で口角泡を飛ばし、ブーブー言ってたこと
間違いなし!(汗)

それに、私がしたことは、訓練士が訓練犬にすることと同じくらい、
犬にとっては刺激的なことなんです。でも、それは訓練では
ありませんでした。

 盲導犬ユーザーが口を揃えてお願いしていること。

1.盲導犬と視線を合わせないで下さい。

2.お仕事中は気を散らすようなことをしないで下さい。

3.食べ物などを与えないで下さい。

私はこれを全部したんです。どうです、呆れるでしょう?! (大汗)

せめてもの救いは、声は掛けず撫でもせず、そして、歩行中では
なかったってことでしょうか。あぁ、これって、ゴジラを称して
ヤモリと言うくらいの説得力しかないです。(どこかで聞いた
ようなフレーズ…。汗)

 今、盲導犬のユーザーになって思います。相手の立場になって
考えることの難しさ。してはいけないと言うことを素直に守る
ことの難しさ。そして、してはいけないと言うにはそれなりの
理由があるってこと。(しみじみ)

反面、視線を合わせる、なでたがる、声を掛けたがるetc。
そんなことをしてしまう人たちの気持ちもよ~く判るんです。
だって張本人なんだも~ん!

 今、日本に1,000頭いるかいないかの盲導犬のユーザー。
その中に、昔、盲導犬の仕事をこれほど邪魔し、その後、失明し
ユーザーとなり、本当にしてはいけないんだと身を持って痛感し、
日々実感しながら歩いている人が何人いるでしょう。って、
自慢にもな~んにもならないんですけどね。どうです、説得力ある
でしょ!!(号泣)

 小学生の頃、黒板に「今週の目標」なんて言葉が書いてあって、
「相手の立場になって考える」とか、「人のいやがることはしない」
なんてあったけど、言うは易し、行うは難し。

でも、こと盲導犬に関する限り、ここに一人、相手の立場になった
いたずらっ子の大将のような人がいる訳で、その本人が言うんです
から信憑性は高い!(涙)

 とまぁ、子供たちにこんな話をした訳ですが、上手く伝わった
でしょうか?! 思うに、将来につながる「今」の教育は大事ですが、
他にも知って欲しい人たちがたくさんいて、それは、こう言う授業
を受けずに大人になっちゃった人たち。現実に、私とホーリーが
毎日触れあっている人たちなんです。テレビも見てるし本も
読んでる。でも、本物の盲導犬と歩いている視覚障害者を見たこと
がない。そう、昔の私のような人たち!

(注)「フロックスは私の目」著者/福沢美和さんは福沢諭吉の
お孫さんです。

 つづく

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