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お得意はヒール

・・・デビューしたてー若葉マークの頃ー2006年

 「ホーリー、ヒール上手ねぇ!」
お散歩に出かける前、いつも欠かせないのが服従訓練。(詳しくは「ホローアップ」を
読んでね)お座りとか待てとかを、いろいろな方法でやらせてからお出かけ。中でも
ホーリーがお得意なのがヒール!(脇につけ)。犬がユーザーを引っ張るように先に
歩いては危険!で、常に脇について歩かせる指示がヒール。もちろん、ユーザーも
ある程度は犬のスピードに合わせないといけないけど…、見えないと、これが
怖いんだなぁ~。(汗)

でも、ホーリーのヒールはちょっと違う。「ヒール」と言うと、上手に左につくのはその
通りだけど、プラス、彼は私の左足を顔で擦るようにして、「左についたよ」って教えて
くれる。最初はこんなことしなかったけど、どうやら私の目が見えなくて、ホーリーが
左についても、それだけでは私が判らないと知ったみたい。盲導犬訓練センターでの
合宿中、「ヒール」でホーリーが左についても私には判らず、いちいち手で触って確認
していたんですから。いつ頃からかこんな合図をするようになったんです。
ね、ホーリー君!ママちゃんは嬉しいです!!(号泣)

ワープしますが、ホーリーが来る前、1年ちょっと一緒に暮らしただけで、事故死した
我が家の猫みかんちゃんは、誰も教えなかったのに、私に自分の居場所を教える技を会得!

私のそばに来ても「声はすれども姿は見えず」。床に向けて差し出した私の手のひらに、
みかんは後ろ足で立ち、自分から頭を手に当てたんです。ホーリーがヒールする時、私に
教えるのもそれと同じ。(感動)

だから、一度、視覚障害者がいるお宅でパピーウォーカーして、日常に見えない人がいる
環境で育てた子犬がどうなるか。上手く盲導犬になれたとき、その子がどんな行動を取る
のか。私にはとっても興味津々。できればパピーとして育てた家の盲導犬として戻れれば
それが一番いいなって。

ユーザーのところで180度変わってしまう犬たちが、もしかしたらだけど、見えない
ってことを、小さい時から心に留め、見えることと見えないことの違いを理解しないかな
って…。そんなこと考えてます。(汗)だって、ホーリーもみかんも、生活の中から
だけど、私への合図をちゃんと自分で考えたんですから。(号泣)

 おっ、もう一つ大切な特技を忘れてました。合宿訓練の時に教えた足を拭く時の
「レッグ アップ」これは良いです!室内に入るとき足を拭くけど、その時、私が足を
持ち「レッグ アップ」と言うと、その足を膝を折るようにあげるんですね。これも
とっても上手!しかも可愛い!!トイレで外に出るたび足を拭くので、便利この上ない!!
我ながら良いことを教えたと鼻高々。でも、他の人は彼の世話はほとんどしなくて、
この便利さとしつけの功績は、私以外誰にもありがたみがない!(号泣)

以前、訓練士と一緒に二頭の盲導犬が我が家に来たけど、二頭ともレッグ アップ
しないから足を拭くのが大変でした。部屋に入る前に、「足拭いて」と、ゴロリと
寝転がる犬もいるらしいけど、我が家に来たあの子たちのユーザーさんは、どうやって
足拭いてるのかな?(汗)チャンスがあったら聞いてみます。

そう言えば、これからご飯、なんて時の足拭きはホーリーの気はそぞろで、4本拭かない
うちにサッサと上がっちゃう。そんな時は怒った振りして黙ってると、自分で先走ったと
判ってるから、慌てて戻ってきて定位置でUターン!これはおかしい!!全部知ってる
んですね。まぁ、これが外国なら足拭きなんてないから、人も犬も楽なんだけど…。
ハイ、ここでお決まりの一言。「まぁ、可愛いからいいか!」(号泣)

<しゅくだい>

1.自分で学んだボディーコンタクト

2.教えれば、きっと覚える

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