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先ぶれおじさん

・・・デビューしたてー若葉マークの頃ー2006年

 「さぁ、もう大丈夫だよ」
ホーリーのクリニックまでの道、不慣れな私たちを助けてくれたのが先ぶれおじさん。
音の鳴らない信号機のある交差点。行きは無事渡らず右折成功!ってことは、帰りも
渡らないよう注意して左折!とにかく、「寄って、寄って」(道路左側に寄らせて歩かせること)を連発し、耳は車音に集中。初めての道はほんとに怖いんです。(汗)

何とか左折して今度は直進。のはずが、街路樹の植え込みの匂いが気になるホーリーは、
徐々にルートを右寄りに!必然的に私の足は植え込みにとられころびそうに…。(涙)
近くに立ち話をしている人たちがいて、声を掛けて正しい方向を教えてもらったのでした。

 初めて盲導犬とユーザーの歩行を見たようで、私たちが左側に寄って行くのを心配し、
(注.盲導犬との歩行は左側通行が原則)「もっと右・右!」大きな声が後ろから
聞こえて来ます。「ハ~イ、大丈夫で~す。
ありがとうございま~す。」と私。そう言いながらも一向に右に寄らず進む危なげな
一人と一匹!!「あっ、自転車が止まってるぞー」「ハ~イ、ありがとうございま~す」
おじさんから見れば、返事はいいのに行動が伴わない私たち。(汗) ホーリーは、
路上駐車の車や自転車回避が大のお得意!!そんなこと知るよしもないおじさん、急いで
私たちを追い越し、歩道に止めてある自転車を移動。「これで大丈夫。気をつけて
行くんだよ」お礼を言い、私たちはそのまま直進。

「おーい、プランターがあるぞ~」「ハ~イ、ありがとうございま~す」これは、
ホーリーの匂い嗅ぎのせいで更に左に寄ってしまった結果なんだけど、またもおじさんは
心配して私たちを追い越す。「よいしょっ」と言ったか覚えてないけど、プランターを
かたし、更にお店の看板と斜めに飛び出していた宣伝用の旗をまっすぐにし、私たちを
見送っては追い越し、見送っては追い越し…。自転車だ看板だと、路上の障害物を次々と
私たちの前から片づけ、「さあ、もう大丈夫だから!」そう言って戻って行った時は、
最初に道を聞いた場所から100mくらい来ていたのでした。(感激の涙)

 おじさんが、づっと障害物を片づけながら同行してくれた道は、店舗が歩道から少し
下げて立ててあり、その範囲でプランターや看板などをディスプレーしても、歩く人の
邪魔にはならないようにしてあるけど、他の商店ではそうはいかず、歩道にいろいろな物
を置き、美観のためのプランターまであるから大変。

 大名行列の「下に~、下に~」みたいに、バリアを片づけながら同行してくれる先ぶれ
がいたら、どんなに歩くのが楽になるかなぁ?歩道がディスプレーに使われていても、
それを注意できるのは警察くらい。例え歩行の邪魔になっても、事故でも起きない限り
普通は誰も何にも言えないんです。

 今、フッと疑問が…。歩道って誰の物なんでしょうね?商店街の人たちが、自分の店舗
前の歩道整備代を負担していたら、日曜の朝市もディスプレーも自由自在。警察だって
文句は言えない。どうなってるのかな?

<しゅくだい>

1.歩道って誰のもの?

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